ポートフォリオとは何か
ポートフォリオとは、自分のデザイン作品をまとめた作品集のことです。クライアントや企業は「どんなデザインができる人なのか」を判断するためにポートフォリオを見ます。履歴書や自己紹介文よりも、実際の作品を見せる方が圧倒的に説得力があります。
実績ゼロでもポートフォリオは作れる
「まだ仕事を受けたことがないからポートフォリオが作れない」と思っていませんか?実はポートフォリオに入れる作品は、実際に受注した仕事でなくても構いません。
- 架空のクライアントを想定して作ったバナー・名刺・チラシ
- 既存のサイトやデザインをリデザインした作品
- スクールや学習の中で作った課題作品
POINT
クライアントが見たいのは「どんなデザインができるか」であって、「仕事で作ったかどうか」は関係ありません。架空の案件でも、丁寧に作り込んだ作品の方が実績案件よりも魅力的に映ることがあります。
ポートフォリオを作る5つのステップ
ターゲットを決める
「どんな仕事を取りたいか」を先に決めます。SNS運用代行のバナーを受けたいのか、ホームページ制作をしたいのかによって、作るべき作品が変わります。
架空の案件設定を作る
「飲食店のInstagramバナーを作る」「美容院の名刺をデザインする」など、架空のクライアントと依頼内容を自分で設定します。具体的な設定があると作品に一貫性が出ます。
3〜5点の作品を作る
最初から大量に作ろうとせず、まず3〜5点を丁寧に仕上げることを目標にします。数より質を優先し、1点ずつ「なぜこのデザインにしたか」を説明できるレベルで作り込みます。
制作意図を添える
作品と一緒に「ターゲット・コンセプト・工夫した点」を簡単に書いておきます。デザインの見た目だけでなく、考え方を伝えることでクライアントからの信頼度が上がります。
公開する
作品をまとめてウェブ上で見られる形にします。URLを一つ送るだけで見てもらえるので、応募時の手間が大幅に減ります。
公開に使えるサービス
ポートフォリオを公開するためのサービスはいくつかあります。目的に合わせて選びましょう。
Canva(無料)
デザインしたものをそのまま公開リンクとして共有できます。別途サイトを作る必要がなく、最も手軽にポートフォリオを公開できます。最初の一歩として最適です。
Notion(無料)
テキストと画像を組み合わせたポートフォリオページを簡単に作れます。制作意図の説明文と作品画像をセットで見せるのに向いています。
ペライチ・STUDIO(無料プランあり)
本格的なポートフォリオサイトを作りたい場合に向いています。デザインの自由度が高く、Webデザイナーとしての実力を見せる場としても機能します。
※ 公式サイトに移動します
注意
リデザイン作品(既存のデザインを改変したもの)をポートフォリオに入れる場合は、「模写・リデザイン練習作品」と明記した上で掲載しましょう。著作権の観点から、既存デザインをそのまま自分の作品として掲載することは避けてください。
まとめ
ポートフォリオは実績がなくても作れます。まず架空の案件を設定して3〜5点の作品を丁寧に作り、Canvaで公開するだけで十分なスタートが切れます。
この記事のまとめ
- ポートフォリオは架空の案件作品でも問題なし
- 最初は3〜5点を丁寧に作ることを優先する
- 作品には「ターゲット・コンセプト・工夫した点」を添える
- 公開はCanvaの共有リンクが一番手軽
- リデザイン作品は「練習作品」と明記して掲載する